ぎっくり腰で一日中何もできず、もはや戦力外と化した私。
ツーオペ育児とはいえ、ここまでの毎日は育児と家事と作業以外に何かをする時間もなかったので、ぎっくり腰になったことを理由に、安静にしている間は好きなことをさせてもらった。
一日中寝っ転がって過ごしたけど、腰から下は痛くて動けないほどの地獄、腰から上は映画を見たり、漫画を読んだり、久しぶりの自由時間で天国という不思議な状態だった。
それにしても、戦力外になったのが私でよかった。
ぎっくり腰になったのが妻だった場合、息子にとっては最悪だったろう。
抱っこも寝かしつけもしてもらえずに甘えられなくなるし、何よりおっぱいをどうやって飲ませるんだろう。
私と違って替えが効かない母親の重要さを実感する。
などと、”妻の大事さをわかってますよ”的な当たり障りのないことを言って、使い物にならなくなった自分をごまかしている場合ではない。
寝ているだけの私の代わりに、育児、家事の全てを妻に任せることになり、急遽、ワンオペ育児をはじめさせてしまった。
早く治す気ではいるんだけど……でも、動けないのならしょうがない。
と開き直っている。