2017年12月 妊娠7週のこと
いよいよ診察。
診察室に入ると、先生との挨拶もほどほどに妻だけカーテンで仕切られた別の部屋へ入っていった。
その間は診察室の中に私一人。
この状態が今まで経験したことがない何とも言えない不思議な時間で、診察室をじっくり見れる経験なんて今までなかったと思う。
診察室には何があるのか?先生の机の中には何が入っているのか?パソコンには極秘のデータがあるのではないか?好奇心でいっぱいだけど、おとなしく妻と先生が戻るのを待った。
診察が終わり先生との問診が始まった。
出産予定日の確認や、心拍の状態や今後の生活のアドバイスなど和やかに進み、私の見せ場は無いまま終了した。
最後に会計を済ませて、人生初の産婦人科の付き添いは終了した。
実際に行ってみて混雑状況や待ち時間の長さと過ごし方、受付から診察、会計までの流れなど、産婦人科がどういう所かを知れたことで、産婦人科への苦手意識は無くなっていた。
何より私にとっての大発見は、産婦人科には付き添いで来ている男性がたくさんいるということを知った。
男性がいるというそれだけで全てが大丈夫になるくらい安心する。
次回からも付き添うことにした。
経過のこと
2018年になっても、つわりの症状はまだ続いていて辛そうだ。
心拍を確認して、出産予定日もわかって出産へ向けて具体的にイメージしはじめた時期だった。