断乳6日目。
昨晩は全く寝なかった。
妻が寝かしつけてくれたけど、いつまでたっても寝室から息子のぐずる声が聞こえてくる。
「おやすみなさい」を言ってから30分……1時間……寝る気配がまったくない。
私も寝かしつけに参戦すると、もはや息子自身が寝方を見失ってるように激しく暴れていて、何とか寝かしつけたとしても少しの音や光に反応してしまったりと、息子も寝たいのに寝れない状態がしばらく続いた。
私と妻で交代しながら1時間以上かけて何とか寝かせたけど……ここまで寝つきが悪いのは久しぶり。
これも断乳の影響だろうか。
息子の場合はもともと寝つきが悪いので、これだけは断乳の影響と言い切れないところがある。
ただ、断乳後から人見知りがいつもより激しくなったり、母親への甘え方も強くなったことを考えると、断乳によって元からあった息子の特徴が、より強くなっているのかもしれない。
ところが、朝になると昨晩の暴れっぷりが嘘みたいに機嫌良く遊んでいる。
母親が離れた場所にいて見えなくなっても、ぐずることなくニコニコ遊んでいて、私にもニコニコ笑顔を見せながら抱っこをねだったり、追いかけっこしたりと、断乳前のようないつも通りの息子に戻っていた。
寝て起きる間に、息子に何があったのだろうか。
嬉しくなってチューってしようとしたら、パシっと叩かれた。
元気な証拠。
断乳6日目、寂しさはまだまだ埋まっていないはずだし、完全にいつも通りではない。
けれども、”ほぼ息子”に戻った。