少し前からベビーチェアを使い始めている。
ベビーチェアは友人が使わなくなった物をいただいた。
年季が入ってるけどまだまだ使えそう。
我が家の育児アイテムは友人からのお下がりが多め。
お下がりをいただく時には、一緒にその物のエピソードを聞けたりして、その話が私たちにとっては育児をする上でのヒントになることもあり、気持ちの面でも家計の面も本当に助かっている。
やさしい友人がいるって幸せなことだ……。
とは言ってみたものの、ここまで出てくる友人というのは妻の友人。
残念なことに私には友達がいない。
結局、妻に……そして妻の友人にまで助けてもらってばかり。
気を取り直してベビーチェアのはなし。
使い始めるまでは膝の上で抱えながら離乳食を食べさせていたけど、成長と共に厳しくなっていた。
離乳食を食べ始めて2ヶ月以上が経ち、メニューはおかゆ1さじから始まって、今では野菜や果物やうどんなど量も種類も増え、回数も1日2回になっている。
さらに息子が自分で動けるようになってからは体の動きが力強く、そして活発になり、手足をバタバタするから食べさせ辛く、最近は苦戦することが増えていた。
ベビーチェアに座らすことで、食べる息子も食べさせる妻と私も、少しでも離乳食の時間が落ち着いたらいいと思い使い始めてみた。
すると、最初の数日は落ち着いて食べていた。
ベビーチェアに座ったことで食べている時の姿勢が安定して、息子も落ち着いたのではないかと考えていた。
数日後、ベビーチェアが当たり前になったのかもしれない。
今まで通り食べない時は食べなくなり、手足もバタバタして、離乳食に苦戦するということに変わりはなく、結局は椅子に座ってるか膝に座らせてるかの違いだけだった。
とはいっても、食べさせてる時の姿勢や食器の置き場所、散らばった物の後片付けとか、食べさせる側の大変さはかなり軽減されたように感じる。
それと、ベビーチェアに座ったことで、息子のお座りを確信できた。
座らせると背もたれを使わず、お座りの体制で離乳食を食べている。
表情は余裕そうだ。
やはり、わざとお座りしないらしい。