妻の手術当日、その間息子と私はお留守番。
二人っきりになる機会なんて今までほとんどなかったから、ミルクにおむつ、寝かしつけやお風呂まで育児を一通りやれるので良い経験になった。
手術の付き添いができないから、妻が何処で誰に何をどんな風に行われていたかを知ることはできない。
なので、手術の詳細はわからない。
でも、3時間くらい経過した頃、びっくりするくらいの勢いで泣きながら、何を言ってるのかわからないくらい取り乱してる妻からの電話で手術の大変さは理解できた。
状況を確認すると麻酔が切れたタイミングが思ってたより早くて、そこからの痛さがヤバいらしい。
あまりの痛さに薬局で薬を処方されるのを待っていられないほどで、薬の説明が終わった瞬間にその場で痛み止めを飲んだらしい。
あまりにも痛いから病院に確認したくらい。
帰宅後、妻が落ち着いたころに詳細を聞くと、診察の結果は乳腺炎ということだった。
おっぱいに膿がたくさん溜まっていたらしく、状態は相当悪かったようだ。
医師の説明では膿が溜まるのが10人に1人くらいで、そこから手術が必要になるまで悪化するのが、さらに10人に1人くらいの確率らしい。
100人に1人ってことか……多いのか、少ないのか良くわからないな。
術後は詰まりが取れて母乳の出が凄くよくなるから、休む間もなくすぐに授乳をしていた。
手術後の右のおっぱいには管が刺さっていて、そこからしばらく膿が出るらしいけど、
恐ろしい……こういうの見るのが何より苦手。