1週間分の子育て#137を公開しました こちらから

歩くまでのはなし4

[1歳3ヶ月]

1歳3ヶ月

1歳2ヶ月のはなしはこちら

https://ochamocham.com/walk3/

最大のミス

1歳3ヶ月、日々強くなる好奇心と自我に手を焼きはじめていた。
その状況で「歩く」は「走る」に変わってしまう。

完璧に歩けるようになる前に走りはじめてしまったため、怪我をさせないようにつきっきりで見守る必要があり、息子が走るスピードに合わせて一緒に走りつづけた。

私としては、毎日のように息子と一緒に走り続けるだけで、すでに限界だったのに、自分達をさらに追い込むような最大のミスを犯してしまう。

走りの練習になればと思い、手を繋ぎながら一緒に走っていた。

練習中、息子の嬉しそうな顔を見ていると、もっと喜ばせたくなってしまう。

小さい山(土が盛ってある程度)や公園の坂道など、息子一人ならすぐに転んで大怪我しそうな刺激的な場所を走らせてしまった。

これが最大のミス。

実力を勘違い

もともと活発なうえに、好奇心と自我が強くなっている時期だから、山や坂を登ったり、駆け降りることは楽しいに決まっている。

楽しすぎて「私と手を繋いでいるから成立している」なんてわかるはずもない。

「自分一人で行けそうな気がする」

とでも思ってしまったのか、一人で「登ったり下りたり」したがるようになってしまった。

走る練習を楽しみながら上手くなってくれたらと思ってはじめたことだったけど、どうやら実力を勘違いさせてしまったらしい。

責任

実力を勘違いしても、登りは問題ない。

ゆっくりにならざるを得ないので、転んでも大丈夫。

危険なのは下り。
1歩目から勢いをつけて駆け降りようとするから、なにがなんでも絶対にやらせるわけにはいかない

変な遊びを教えなければよかったと思ってももう遅い。
どんなに言葉で説明しても、理解できる時期でもない。
痛い思いをしてわかってもらうようなレベルの危険度でもない。

息子は「いける」と思い込んでいるから、後先なんて考えずに発進してしまう。

飛び出した瞬間を慌てて抱きかかえるしかない。

1歳3ヶ月、「余計なことは教えない方がいい」ということを知った。
とにかく体を動かすことが楽しいようで、新しい動きを覚えては、危険など考えずに試してしまう。

私のように余計なことを教えた場合「大怪我だけはさせないように」ということしか考えられない毎日になってしまう。


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