ついに私も子ども家庭支援センターへ行ってきた。
前回
https://ochamocham.com/day342/
妻から聞いていた通り息子は場所見知り全開で、今回は私にしがみついて離れなかった。
ただ、場所見知りだったのは息子だけでなく私も同じで、親子連れが集まる場所が初めてだったこともあり、息子の見てる手前、顔には出さないようにしていたけど、かなり緊張していた。
子ども家庭支援センターには屋内広場があって、そこで子供たちが走ったり遊具を使ったり遊べるようになっている。
ただ、子供の年齢で遊べる場所も限られてくるので、自然と同じくらいの月齢の子が同じ遊び場に集まってきた。
そうなると、親御さん同士も挨拶を交わしたりすることになるので、子供の周りにちょっとした親同士のグループが出来上がってくる。
けれども、40過ぎにもなって社会性ゼロ、人見知り激し目な私にとっては、親同士が顔を合わせるこの状況はかなりハードルが高く、本音ではできる限り避けて通りたかった。
ただ、いつかこういう日が来るだろうとわかっていたし、そして室内広場に行くと決めた時から、なんとなくこうなる予感はしてたけど……やはり今日だったか。
この時の私の立ち振る舞いがどうだったか、という記憶が無いくらい緊張した。
妻が一緒にいてくれなかったら完全にヤバい人だったと思う。
ただ、会話は妻に任せて、私は相槌と頷きだけでその場を乗り切ろうと必死だったことと、他の親御さん達の立派さに心が折れたという記憶はある。
そして、隣にいる息子も人見知りと戦っていた。
同じような月齢の子たちが楽しそうに遊んでいる中で、息子一人だけじっとして固まっている。
改めて私の子だと思った。
すると、一歳前後の赤ちゃんグループに、2歳くらいの子供が混ざってきた。
その子が何やらリーダーシップを発揮して遊んでくれようとしている。
まだ言葉がわからない一歳前後の赤ちゃんグループは、リーダーの言葉をニコニコ聞いてたり、ボケーっと聞いてたり、黙って見つめてたりしているけど、その中で息子だけが口を歪めて9割泣いている。
私も相槌と頷きだけでは誤魔化しきれなくなっていて、親グループでの立ち回りが行き詰まって泣きたかった。
間違いなく親子。
そして、前回遊びに来た時に妻の前で歩いた疑惑があったけど、私の前でも一歩二歩と歩いた。
ただ、歩いたと言うよりは、足が前に出始めたという感じだった。
(子供が生まれた時から始まった、どうでもいい悩みの一つに、親同士でのコミュニケーションがありました。息子に迷惑がかからないように最低限の会話はこなせるようになりたいと思っているのですが、未だにうまく会話ができるようにはなっていません。変な汗をかきながら微妙な間ができてしまいます。)