妻と息子だけで出掛けていた。
置き手紙には「おもいっきり遊ばせてきます」と書いてある。
児童館以来の置き手紙だ。
https://ochamocham.com/day149/
帰宅後、妻から話を聞くと”子ども家庭支援センター”という施設へ行ったらしい。
名前からしてなかなか真面目な感じの施設っぽいけど、子供を遊ばせられる室内広場があったりして、親子で楽しめる場所もあるようだ。
実際に行ってみると、広場には手押し車や、またがって乗る車、大きな積み木や、滑り台など、息子が喜びそうなものが沢山あって、他の子供たちが遊具をつかって楽しそうに遊んでいる姿を見ると、息子も同じように楽しんでくれると思ったのに、
息子はしばらくの間、妻の側でモジモジしているだけだったらしい。
場所見知りも激しい。
他にも広場での出来事を聞いていると、妻の口から「1歩2歩って歩いたよ」って聞こえた。
つい最近、立ったばかりの息子が歩くなんて信じられないけど、妻が嘘をつく必要もない。
そうは言っても、私がいないところで歩くわけがない。
最近は息子に拒否されがちで、おまけに歩いた瞬間を見られないなんて流石に私が可哀想だろ……
だから、きっと歩いていない。
立った瞬間にバランスを崩して、1歩2歩って足が前に出ただけに違いない。
はじめて歩いた瞬間を見逃した現実を受け入れる気はないので、勝手だけど私が確認するまでは認定はしないことに決めた。