息子の中で流行ってる遊びは、”よじ登り”。
ソファや布団のような手でしっかり掴むところがあって、息子の背丈より少し高い場所に登るのが好きなようで、登った時の達成感が気持ちいいのか、高い場所(3〜40センチ)から見る景色が好きなのか、登った後は満ち足りた良い顔をしている。
ただ、困ったこともあって、息子一人で最後まで何事もなく登りきることはできない。
よじ登ると言っても、まだ立ってもいない息子にとっては、つかまり立ちの延長のようなものなので、登ってる途中で後ろ向きに倒れたり、尻餅をついたりしてしまうことがある。
なので、必ず私か妻が側でいつでも助けられるように見守っていなければならない。
しかし、息子はそんなことなど気にもしないで、側で見守る私の体を都合よく足場として利用しながらどんどん登っていく。
自分が出来るかどうかとかは考えない。
やりたいことを全力でやっている。
という前向きな言い方もできるけど、親としては「危ないし勘弁してほしい」というのが本音。
息子を守るのは親の役目とはいえ、私の体を都合よく利用されたので、私も見返りによじ登る息子の体をベタベタベタベタじっくり触らせてもらった。
すると、”ぷよぷよぷくぷく”した見た目からは想像もできないほど、カッチカチのパンパン。
こんなボディになっていたとは……