息子の主張の激しさに手を焼いている。
「〇〇してみよう」「〇〇して遊んでみよう」「〇〇して食べさせてみよう」「〇〇して教えていこう」
事前に準備して、心に余裕をもって息子と向き合うようにしていても、
100%以上の全力で泣き叫ばれた時の凄まじい高音を聞いた途端、事前の準備も心の余裕も無かったかのように頭がパンクしてしまう。
順調に積み上げていたテトリスが、思いもよらない邪魔なブロックでどうすることもできなくなるような手詰まり感。
暴れる息子に対して、言葉では伝わらないし力で抑えるわけにもいかない。
為す術もなく笑顔も消えた私から、”余裕を持って子育てをする”思い描いていた父親像はどこかへ飛んでいく。
そんな時でも、泣いて暴れる息子の顔が可愛く思えてくるので、私はまだまだ大丈夫なのだろう。
泣き顔まで可愛く生まれてくれた息子に感謝だ。
ただ、息子が暴れた時に手や足が当たるとびっくりするほど痛い。
本当に……本当に、本当に痛い。
どんなに可愛くても、痛みは誤魔化せない。
「赤ちゃんの打撃は痛い」って誰も教えてくれなかったぞ……
プニプニして柔らかくて気持ちいいのが赤ちゃんの全てではない。
プニプニから硬めの張りのある触り心地に変わってきたら、強烈な打撃には注意したほうがいい。