息子が寝る前に、絵本を読むことにしている。
息子は寝つきが悪いので「これから寝ますよ」っていう合図になったらといいと思った。
最近は”しろくまちゃんのほっとけーき”を読んでいる。
絵本を読んでる間は絵を見たり私や妻の声を聞いて、楽しそうにしていたり、不思議そうにしていたりしながら、最後まで大人しく聞いているので、この絵本を気に入ってるようだ。
しかし、困ったことがあって息子に読んであげていると、無性にホットケーキが食べたくなってしまう。
毎晩読み聞かせているうちに、私のホットケーキ熱がどんどん上がっている。
ただ、読み聞かせているのは夜なので、夜食にホットケーキを焼いて食べるのは、40歳過ぎたおっさんの体にはどうなんだろう……無事に朝を迎えられる自信がない。
なので、夜食は我慢して朝食で食べようと決めて寝ているのに、朝起きて育児や家事をしてるうちにホットケーキのことを徐々に忘れて行き、かろうじて覚えていても息子の大きな泣き声を聞いた瞬間に完全にホットケーキのことは忘れてしまう。
そして、夜に絵本を開き思い出す。
最近は1日の終わりにホットケーキのことを考えながら寝る日々を繰り返していた。
ところが、朝目覚めると、妻がホットケーキを焼いている。
妻もホットケーキが頭から離れなかったようで、今日こそはと覚悟を決めていたらしい。
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