妻のこと。
帝王切開の傷口はあまり痛くないようで、事前に聞いていた話ではかなり痛くて大変ということだったので、痛くないのはよかったけど少し拍子抜けしたらしい。
流産手術や体外受精の採卵の方が痛かったとも言っている。
日常生活でも痛がっている姿を見ないので順調に回復してるってことだろう。
それより問題なのがおっぱいの状態。
母乳量は入院中に測った時に左右合わせて10ミリ程度。
開通している乳腺は4〜5箇所。
この状態から完全母乳を目指すには何をするべきか調べた結果、桶谷式母乳育児相談室へ行くことになった。
退院してから2日目で、まだ育児に精一杯だったけど、おっぱいのことはできるだけ早く手を打っておいた方が良い気がしたらしく、急いで予約をしていた。
妻が急いだ理由は、帝王切開で息子が保育器に入っていたから授乳開始が生後3日目と遅くなったこと、入院中から母乳について調べたが不安材料ばかり集まって、このままの我流では無理だろうと自覚していたからだった。
桶谷式でみてもらった結果。
母乳量は右が0ミリで左が5ミリ。
病院の時より残念な結果になってしまった。
さらに母乳量以外の問題もあって、息子のおっぱいを吸う力が弱いらしい。
桶谷式の哺乳瓶だとミルクをまったく吸えないほど、吸う力が弱いということだった。
今の状況は(母乳があまり出ない + 吸う力も弱い)→ 吸っても吸っても母乳が少ししか出ない → 息子が満たされないから授乳回数も授乳時間も増える → 吸ってる息子も吸われてる妻も疲れる =(母乳があまり出ない + 吸う力も弱い)という悪循環になっていてるらしい。
そこから抜け出す為にも、まずは妻も息子もしっかり睡眠をとって、母子ともに元気に回復すること。
そして、ミルクもしっかり飲ませながら息子に吸う力をつけさせて、妻はマッサージなどのおっぱいケアもするしていくことになった。
桶谷式では、今後の方針だけではなく妻の心に寄り添った言葉をかけてくれたようで、行く前と比べて妻の心は落ち着いたようで安心した。
それと、この日の私はミルク係として調乳、洗浄、消毒とやれることをやりつつ、哺乳瓶の消毒が毎回大変なので、本数を増やすという小さな革命を起こした。
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