背中スイッチを押さない方法を見つける前に、とうとう寝かしつけスイッチ(息子好みにゆらゆら揺らすだけ)が壊れてきた。
妻に至っては、ゆらゆら揺らしすぎて手首が腱鞘炎になってしまった。
もう少し楽な寝かしつけ方法はないだろうか……調べてみると、「寝かしつけには縦揺れがいい」という情報を発見した。
抱っこしながらスクワットしたり、バランスボールに乗ったりするらしいが、なにより、先人たちも寝かしつけのために苦労していることを知れた。
今までは息子が縦揺れ派か横揺れ派かなど考えもせずに、気持ちよさそうな表情になるまでひたすら揺らし方を変えていただけなので、まずは息子の好みが縦揺れ派か横揺れ派かを確認する必要がある。
縦横揺らしてみると、若干縦の方が早く寝付いたから、息子は縦揺れ派なのかもしれない。
そして、「寝かしつけにはハイローチェアがいい」という情報も多かった。
ただ、ハイローチェアは我が家には手を出しづらい高価な物のようで、買ってから合わなかったでは金額的に取り返しのつかないことになる。
そもそも「背中スイッチ」が敏感にONになる状況と、バウンサーに乗せた時のつまらなそうな顔を思い出すとなかなか手が出しづらい。
失敗した場合は息子だけでなく妻も私も加わって三人でどんな顔になるのか……想像するとハイローチェアは買わないという決断になった。
それでも、今のところ縦揺れがいい感じで、寝かしつける時間が減っただけですごく楽に感じる。