奇声にハマってしまった。
触りたい、取って欲しい、楽しい、食べたい、こっち見て、抱っこして、機嫌が良い悪い、何もかも「キャー」で伝えてくる。
しかも、ご近所さんに申し訳ないくらい大きな声の「キャー」なにで、おかげで窓は開けていられない。
そして、朝から「キャー」で起こされる妻は、耳元で奇声を聞かせられ続けて昼過ぎには心を折られて耳を塞いでいた。
こんなに大きな声が出せるようになったことを、成長と思うことができたならいいけれど、さすがにバカでかい高音を聞かされ続けると私まで耳がやられてしまう。
そして記憶も飛ぶ。
おかげで、観葉植物へ水をあげようと考えていたはずが、いつの間にか忘れてしまっている。
今日こそは奇声に記憶を消されないうちに水をあげないと、観葉植物が妻に続いて二番目の犠牲者になってしまいそう。
今までも”唇ぶぶぶ”や”鼻くそホジホジ”、せんべいで頭をポリポリ掻くとかブームはあったけど、今回の「キャー」だけは早めにブームが去って欲しい。
奇声を上げてる本人の楽しそうな顔を見る限りでは、しばらく続きそうな予感がする。