妻と息子の二人は育児教室に参加して、歯みがきのやり方を教えてもらった。
育児イベントは月齢ごとにクラス分けされているので、ほぼ同じ月齢の赤ちゃんが集まることになる。
感染対策で育児教室などの開催も少なく、久しぶりに月齢が近い赤ちゃん同士が集まる機会で、しかも歯の本数が増えてきたタイミングで歯磨きについて教えてもらえるという、我が家にとっては待ちに待ったイベントだった。
そして、育児教室にはもう一つ楽しみがある。
1歳間近になった息子が妻と私以外の沢山の人の前で、どいう感じになるのかを知りたかった。
会場では、歩き回る子がいたり、泣いてる子、声を出してる子、ニコニコしながらずっと妻を見てくる子など、いろいろな子がいて、同じような月齢といっても成長も性格も赤ちゃんそれぞれ全然違うことを改めて確認できた。
そんな状況の中で、我が子はどうしていたのかというと、妻からの報告ではお決まりの場所見知りを発動させて、イベントの間はずっとモジモジして大人しかったらしい。
ところが、イベントの終了が近づくと、じっとしていられない子が増えてきて、周りから動き回っても平気そうな雰囲気が感じ取れてくると、息子も動きだしたらしい。
リスクを冒して先頭切るようなタイプではない。
かといって、最後まで静かに我慢できるタイプでもない。
周りを見て、いけそうな雰囲気を察して、安全が約束された時に動きだす。
息子は少々ずるいタイプかもしれない。
(役所が開催する育児教室には積極的に参加しました。月齢に合わせてタイミングよく知りたいことを知れるというだけでもありがたいことなのですが、同じくらいの月齢の赤ちゃんが集まった中で息子がどういう感じになるのかを見られるので、我が家にとっては育児教室に参加する時の楽しみになっていました。)