助産師さんに紹介された産婦人科でおっぱいの状態を診てもらった。
産婦人科の診察は助産師さんとは違っていて、しこりの状態が悪すぎるから乳腺外科に行くことをすすめられた。
しかし、年末年始の連休前ということもあって、ほとんどの乳腺外科が休診で診察を受け付けてもらえず、受け付けてくれるのは近所の大きな病院だけだった。
ただ、この病院は以前に別の病気でお世話になっていて、良い思い出がない。
はっきり言うと信用していない。
もっとはっきり言うと、できるなら2度と行きたくない。
そんな病院。
「この病院以外の方法で治そう」
私も妻も同じ考えだった。
まずは片っ端から病院探してみた。
けれども、年末年始ということもあり、近場で受け付けてくれそうなところはどこにも見つからなかった。
次に少し遠くまで範囲を広げてみると、ギリギリ行けそうな距離の場所に桶谷式を発見した。
しかも、状況を説明すると当日すぐに診てもらえることになった。
桶谷式に行く前に、もし桶谷式でも乳腺外科を勧められるような状態なら諦めて「あの病院」に行くことを二人で決めた。
桶谷式で診てもらった結果、状態はすごく悪いらしい。
この状態なら手術の診断をしてもおかしくないくらい悪いけど、まだ手術しなくても大丈夫ということだった。
産婦人科と桶谷式のどっちを信じるか、手術が必要な状態だから病院を勧められたのも事実だろうし、まだ切開するほどではないという判断も事実なんだろう。
息子の成長の為の母乳のことだし、泣きながら痛みに耐えてる妻の顔からしても、「あの病院に行きたくない」という理由で決めてはいけないことはわかってる。
妻の考えを聞くと、桶谷式に通うことに決めたようだ。
理由はマッサージの後、今までに無いくらいに状態が楽になったからだった。