ミルクを飲んでる姿が可愛くて見入ってしまっている時。
抱っこしようと持ち上げた時。
ゲップを出すためにさすったり、ポンポンしている時。
それでもなかなか出ずに苦戦している時。
おむつ交換でお尻を持ち上げた時。
お風呂でお湯に浸かった時。
寝顔を覗き込んだ時。
妻と真剣な話をしている時。
疲れがたまって心に余裕がない時。
先を考えて不安で心が張り詰めている時。
その瞬間を狙っているのかと思うほど、一番効果的なタイミングでオナラを仕掛けてくる。
一番厄介なタイミングは、時間をかけてやっと寝付いた後、背中スイッチを発動させないようにそっとそーっとベッドに置こうとした時。
笑ってしまったらその声で起きちゃうから、もう一度寝かしつけからやり直しになる。
腕も肩も限界な時ほど意地でも笑わない。
息子はそういうことも全てわかった上でやってくるのだろう。
「ブー！」
音もデカいし、においも臭いし……
